新提案!蓼科
霧ヶ峰。霧ヶ峰高原は。、主峰車山を中心として標高1,500~1,900m、東西10km・南北15kmの広がる緩やかな地形で、大部分は草原。霧ヶ峰火山群は、八ヶ岳連峰とほぼ同時代(約140万年前)に噴火し、大爆発により火口から山頂の部分が吹き飛ばされた。蓼科のなだらかな稜線の美しさは、植物の豊かさとともに霧ヶ峰の魅力のひとつになっている。
6月中旬から8月中旬までおよそ900種類の花が一斉に咲き乱れる。蓼科高層湿原は。本州の南限に当り、特に八島ヶ原湿原は尾瀬ケ原よりも泥炭層が発達していて、約8.1m、およそ1万年以上掛かって現在のような湿原になったといわれている。
霧ヶ峰には、踊場湿原近くの“ジャコッパラ遺跡”や“池のくるみ遺跡”、旧御射山神社近くの“八島遺跡”、その他“物見岩遺跡”や“雪不知遺跡”など、今から約3万年~1万年前の旧石器時代の遺跡が点在している。これらの遺跡の発掘成果は、全国屈指の黒曜石産地としての性格や、そこで生活していた人々の様子などの解明に向け、考古学研究の発展に多くの貢献をしてきている。
自然保護センターでは、自然を守る取り組みや調査、そして伝えるという活動を積極的に行っている。草原管理で減少している動植物の保護や、人と自然の関わり方を調べて効果的な保全計画を立てる手立てにしたり、霧ヶ峰の伝えていくことで未来を守る標となるよう、日々取り組んでいる。